「悪いものだったら、とっくに手術していますよ!」 [受診]
夏休みで、ゆりかもめは満員・・・ 家族ずれの観光客だらけです。
症状は相変わらず、特に痛くもなければ、かゆくもない?
レントゲン撮影後の診察でも、特にかわったことはなく、右の大腿骨の腫瘍はいつも通りにその場所にありました。
ただ、悪さをしている訳ではなく、あるというだけ・・・
「変わりはないですね。じゃあ、また、来年8月に診察して、それで大丈夫だったら、何かあったときにということにいたしましよう。」
少し待ったのに、そのひとことだけではせっかくここに来た意味がないので、「先生、昨年から手や足が痛くなって先生にもいわれたようにリウマチ内科にかかっているのですけど、特発性多発性腱鞘炎だということで、まだ、原因が何かはわからない状況です。今までに数名の先生にかかっていますが、骨に腫瘍があるというだけで、「骨腫瘍を持っている患者さんの病態はわからないから・・・」などという先生もいて、そうこうしているうちに左脚ブロックにもなってしまったので、実は明日、心臓のMRIを受ける予定なんです。先生は骨腫瘍の患者さんばかりを診ておられますので、当たり前なのでしょうが、他の科の先生は、骨腫瘍に関して良く理解していないからか、治療にもステロイドの使用は難しいと言われています。慎重な対応といえばそうなのでしょうけど・・・」 と相談しました。
「悪いものだったら、とっくに手術していますよ! ステロイドの使用も全く問題ないです。そのように言われたら、そう言ってあげなさい。」
確かに、癌研有明の先生のおっしゃるとおりで、悪いものだったら1週間で手術の日程を組むということでした。
私は骨腫瘍がみつかってからそろそろ丸3年になろうとしています。
良性の腫瘍なので、特にどうこう言うものではないのです。
診察がいつもより早く終わったので、バスに乗ってみることにしました。
バス停も・・・このポスターのデザイン好きです。
このポスターにある場所に行ってみたいという気持ちになります。
石灯籠は初めて見ました。
ルートを変えると見えるものが違ってきます。
家に帰ってくると、そこには蝉の抜け殻が・・・
そういえば、蝉の声が五月蝿いくらいに響いているこの頃です。
そして、ヒヨドリにはひとつぶ食べられてしまいましたが、プチトマトも収穫してサラダにしていただいたことを報告しておきます。
また、1年、いつも通りの生活がつづきます。
こんにちは。
サイズが大きくても生検をされないからには
それなりの根拠があるのでしょうね。
骨を破壊してなさそうとか?密度が低そうとか?
患者としては複数の科にかかると情報共有がなされてるか心配ですね。
by じょにーわん (2012-08-15 15:05)
じょにーわんさん
こんばんは^^
周囲の骨に変化がないので、骨の破壊がないということでしょうね。
骨腫瘍だけが癌研有明で、あとは別の病院にかかっていますので・・・
今でている症状は悪性腫瘍でも起こり得るものなので、類症鑑別が必要なのですが、骨腫瘍はまれなものなので難しいようです。
by psvt.abl (2012-08-15 22:03)