可及的速やかにって・・・悪性なの? [受診]
2009年10月23日(金)
9時30分にS医大に到着、初診の手続きを済ませた。
2階の整形外科の外来へ、
事情を説明したが、腫瘍担当の医師には直接は診てもらえない。
まず、初診担当の医師の診察を受けて、必要な検査をしてから、その後に腫瘍担当の医師の診察となる。
そのように説明された。
決まりなので、のんびり待つことにした。
やっと、名前が呼ばれたのは11時を少し過ぎた時間だったと思う。
「どこですか?」
「へこんできたのは、ここです。」 と言っで示した箇所を、いきなり、握り拳でたたかれて驚いた。
「痛いですか?」
「普通にたたいている痛みはあります・・・。でも、強い痛みではありません。」
それから、問診・・・
(大きな病気をしたことはあるか? いつから、異常を感じているのか? 痛くなったのはいつからか?)
「CD-Rの画像は読めましたか?」
「読めていますよ。でも、最初にレントゲンを撮ってきて下さい。その後に腫瘍担当のお医者さんに見てもらいますからね。」
(やっぱり? せっかく、紹介してくれた病院でCD-Rにコピーしてもらったのに・・・)
レントゲン撮影は前の患者さんの撮影が長引いたため30分以上待たされた。
技師さんが「ファスナーが写っちゃうのでズボンをはき換えてもらいます。今、換えのズボンを取ってきますから。」
「はい。」
すぐに、ファスナーを下ろし、脱ぎ始めると、
振り返った技師さんが、「そのままでいいですか?」
「はい?」
寒いのでズボンの下に黒いタイツをはいていました。
黒いタイツ姿で撮影する事に、
正面からの撮影は問題ありませんが、「横からとりますね~。」
右肢なので、まず、右を下にして横になり、「肢を広げてください。はい、もっと~。」
(ちょっと、すごいことになっているんじゃないの? 私、体が硬いので目いっぱい広げている感じ・・・。しかも、黒いタイツ姿で・・・。)
やっと外来に戻った後、
看護師さんから、
「先生がゆっくり話しをしたいとのことです。診察までに時間がかかりますので昼食を済ませてお待ちください。」
大学病院の食堂で、のんびりとうどんを食べました。
お医者さん、検査技師さん、看護師さん、学生さん、患者さん・・・
多種多様の人々が昼食を食べていました。
お腹が満たされて、少し眠気を感じていると、
名前が呼ばれました。
「お待たせして申し訳ありません。」
「いえ、こちらこそ、無理言って、予約なしに診察していただきまして・・・」
そこには、おだやかな表情の口当たりの柔らかな先生がいました。
「画像、拝見いたしました。腫瘍がありますね。」
先ほど撮影したレントゲン写真でおおよその大きさを確認する。
長径は6cm位、短径は3cm位、
MRIの撮影フイルムは4分割の写真として保存されているので、小さな画像しか見えません。
「良性であれば、内軟骨腫、悪性であれば軟骨肉腫、いずれにしても病理組織学的検査をしなければ診断はできませんね。腫瘍のある部位の骨が肥厚しているのが気になります。」
確かに、中の腫瘍に対抗するように、その周囲の骨が肥厚して頑張っているように見えます。
「ここへの通院は無理と思われますので、癌研有明へ行っていただけますか?」
「・・・。受診は、ちょっと間を開けてもよろしいですか?」
「いえ、可及的速やかに受診してください。来週、月曜日には予約を取ってくださいね。」
(可及的速やかにって・・・悪性なの?)
診察を終了したのは、丁度、午後3時でした。
小さな猫の置きもの。
娘は「お兄ちゃんに似てるね。」って言ってます。
見ているだけで、癒されます。
いい顔の猫ですね。
by 春分 (2009-12-12 12:23)
息子に似てるんです。
by psvt.abl (2009-12-12 22:17)