何これ?何ですかこれは? [受診]
2009年9月16日(水)
整形外科受診(初回)
「右足、ここが数年前からへこんできていて、不整脈を感じるようになってから運動していなかったので、ずっと運動不足のせいだと思いこんでいたんですけど。左足は特に何ともないし、1カ月ほど前からはちょっと歩いただけで痛いような、だるいような感じになるんです。循環器内科の先生に相談したら「一度整形外科で診てもらったら?何でもなかったら安心できるでしょう。」ということで、今日予約なしですが、受診することにしました。」
「う~ん?どこですか?股関節?問題ないと思いますよ。私も運動不足のせいだと思いますけど・・・。念のため、レントゲン写真をとっておきましょう。」
撮影を終え、再び中待合室へ
なかなか呼ばれません。予約外なのでしかたがないな・・・
あれっ?あの人は私より後にレントゲンを撮った人じゃない?
来た時間も私より随分遅かったのに・・・
などとと思いつつ・・・隣に腰かけた方が
「あなたもこの先生、この先生は股関節では腕の良い先生なのよ。私は他の先生からこの先生を紹介してもらったの。良い先生だよ本当に・・・ 痛みがなくなったの。」
と話かけてくるのを「そうですか。良かったですね。」とさらっと流し、
(私、股関節は全く痛くないし異常ないもん)ってその時は思っていました。
(それにしても遅いなあ・・・)
やっと呼ばれて診察室に入った時には、
先ほどとは空気が違っていました。
撮影されたレントゲン写真には、くっきりと大腿骨の中に紙くずを丸めたようなものが映っていました。
パソコンの画面には「骨腫瘍の疑い」・・・
「何これ?何ですかこれは?」の問いを無視するように、
先生は、
「MRIで詳しく検査しますから、狭いところに入っても大丈夫?体に金属は入っていないね?・・・」
などと機会的にMRIの検査予約をしています。
「検査について看護師から説明がありますから、受付で聞いて下さい。」
とそれだけ・・・
今まで感じていた右足の異常が、まるで走馬灯のように思い起こされました。
大きな骨だと放っておけないよね・・・ [受診]
2009年10月13日(火)
去年の10月、3連休明けに退院しました。
ちょうど1年くらい前にカテーテルアブレーションを受けたのです。
今年は連休明けに新しい病気のための検査から開始となります。
検査のため下着は勝負下着にはきかえました。サニタリーだけど。ガクッ!
化粧もしてはいけないし・・・(普段から5分位の化粧時間ですが、時間があまるなあ・・・)
朝食も食べてはいけない。(造影剤を投与するからです。)
ドキドキするので8時半にリーゼを服用しました。
リーゼは数年前に処方されたもので有効期限はとっくに切れているものです。
でも5年くらいは大丈夫だろうと勝手な判断!
今、9時20分、9時半に出発する予定で、今の心理状態を入力しています。
緊張して、何回もトイレに行っています。
持ち物を確認。水分は摂って良いということなのでウーロン茶を開いてるペットボトルに入れました。
バナナと菓子パン、キッズチョコも・・・(食い意地がはっているので)
行ってきまーす。
車を運転する際、指輪をはずしてくるのを忘れたのに気付く・・・
病院に着いてから、娘からの鎌倉みやげのお守りの中へ・・・
検査は前の人が長引き、15分くらい開始が遅くなりました。
この病院のMRIは2台あり、天井に星座のかざりのある方の部屋でした。
わたしの星座のおうし座もあります。
造影剤投与の際、左右の血管を確認してから投与するとの事だったのに、
わかりずらいと言いながら、いきなり左腕に針をさし、血管に入らないのでブスブスと中で針を動かし最悪でした。
結局左腕では入れられずに、右腕を見ようとしたので、
「どうして、最初に左右確認してやらなかったのか」 と、
確認してからやると言っておきながら、確認しないのは怠慢です。
傷害をおわせて、謝罪もないのにはあきれます。
「右腕でも自信がないのならば他の人にかわって下さい。」と申し出ました。
右腕ではできるというので、投与してもらいましたが、左腕は造影剤をもらされて腫れています。
左右の確認を怠ったことと、謝罪のないこと。造影剤という刺激性のあるものとを投与しているという自覚のなさ(もらしても当然)に対して病院側に意見書を提出しました。
(はっきり言って、怠慢きわまりない処置は許されません!)
その後の診察・・・
やっぱりこれも1番あとまわしとするならば、そういうふうに最初から言ってもらいたかった・・・
お腹がすいていましたが、造影剤の影響で気分が悪くなり、検査が終わった11時30分からずっと座って待っていました。
検査後、放射線科の医師の診断が出るまでは30分ほど時間がかかる事は伝えられていました。
カルテがあがってきたとの知らせで12時15分に中待合室で待つようにと・・・
次から次へ、後からの人が呼ばれているのに、
全く呼ばれる気配はありません。
1時間ほど経過したところで、他の患者さんも残りわずかとなり、先生の診察室には誰も入っていないのに呼ばれません。
しびれを切らして、看護師さんに伝えると、先生が診察室にいないですと・・・
「造影剤を投与してから気持ちが悪く、さらに、何も食べていないせいもあるのでしょうが、具合が悪いのでどこかで横になって休む場所を提供していただけますか?」
うんぬんと言っていると、先生が戻ってきました。
やっと、診察室にはいったのは13時40分・・・
「あっ ちょっとね~」
と言われると拍子抜けしました。
何とか造影した写真を見せてもらい、
放射線科の診断は内軟骨腫?ということを聞かされる。
これも確定ではない・・・
「整形外科医をやっていて、骨原発の腫瘍は、生涯1~2人診るか?診ないか?そんな確率のものだから放射線科に行って話しをしてきました。
ここの整形外科は腫瘍は扱っていないので、がん研有明に紹介状を出すことになるけど・・・
どうしようか?」
「それでしたら、S医科大学に息子が通っていて、今日の状況によっては受診してもらえるように話をしていますので、そちらに紹介状を書いていただけますか?」
ということで紹介状を書いてもらうことに・・・
先生はほっとした感じで・・・
おそらく、告知とかはしたことがないようで・・・どうしようかと迷って遅くなった様子・・・
私はこの前のレントゲン写真で解ってしまっていたのに・・・
先生は、いつもは紹介されるばかりで、紹介することはなかったのか、
電子カルテでの入力も、「詳しく記載できないな」、と文字を小さくしたり、行間をつめたりして・・・
やっとできたと思った時に、上にスクロールしていくと、診断書の文字が・・・
診断書の用紙だったと気付き・・・
紹介状にコピー・ペーストして、今度はまだいっぱい記載できるとか・・・
先生は明らかに動揺していました。
始めて見た所見で興奮していたようでもありました。
私はやっぱりか・・・という思いがあったので、その間、「写真撮ってもいいですか?」って
MRIとレントゲンの写真を撮らせてもらいました。
とにかく、この病院では手に負えないとのこと・・・
「症例が少ない・・・。」
整形外科の腫瘍は悪性でもそうでないものも、がん研に集めることにしているそうです。
「良性のようだったら、放っておいても大丈夫ですか?」
「ここではその判断もできません。紹介先での診断に従って下さい。
大きな骨だと放っておけないよね・・・」
診断、もしくは検査から、一からやり直しになりそうです・・・
専門医は画像だけでも診断できる種類の肉腫もあるとのことです。
とにかく、骨格で1番長い、大きな骨に、これまたかなりの大きさの腫瘍ができていました。
はっきりと大きさが確認されたこと以外、進展はありません。
MRI室に設置されていた電子水槽?
魚を触ると、一丁前に逃げるんです。
明らかに浮いた存在 [受診]
2009年10月13日(火)
整形外科外来の待合室は、一目見ただけで、どこが悪いのかわかるヒトが多い。
肢を引きずっているヒト
腕に副木を当てているヒト
松葉杖をついているヒト
首を固定しているヒト
その他は、ほとんどお年寄りの方が多い。
肢にギブス固定している小学生もいました。季節柄、運動会で骨折でもしたのかな・・・
その中で私は、明らかに浮いた存在でした。おそらく、どこが悪いのかちょっと見ではわからない。
肢が悪いなんて誰も想像していないでしょう。
肩こりか?首かな? 何て・・・
主人と息子に同時にメールで診察室で撮った写真を送信しました。
その反応は
息子がすぐに「見た」 とだけ・・・
(先生に連絡お願いね。「わかった」との返事)
主人は終業時間を過ぎてから
「メールでの写真じゃあ、よくわからない。
癌研有明に直接行った方がいいんじゃない?」
(確かにそうかも知れない・・・)
どのような検査をして、どのような治療をするのか?その期間は?
希少な腫瘍なので、おそらく試行錯誤しながらの治療になると思う。
可及的速やかにって・・・悪性なの? [受診]
2009年10月23日(金)
9時30分にS医大に到着、初診の手続きを済ませた。
2階の整形外科の外来へ、
事情を説明したが、腫瘍担当の医師には直接は診てもらえない。
まず、初診担当の医師の診察を受けて、必要な検査をしてから、その後に腫瘍担当の医師の診察となる。
そのように説明された。
決まりなので、のんびり待つことにした。
やっと、名前が呼ばれたのは11時を少し過ぎた時間だったと思う。
「どこですか?」
「へこんできたのは、ここです。」 と言っで示した箇所を、いきなり、握り拳でたたかれて驚いた。
「痛いですか?」
「普通にたたいている痛みはあります・・・。でも、強い痛みではありません。」
それから、問診・・・
(大きな病気をしたことはあるか? いつから、異常を感じているのか? 痛くなったのはいつからか?)
「CD-Rの画像は読めましたか?」
「読めていますよ。でも、最初にレントゲンを撮ってきて下さい。その後に腫瘍担当のお医者さんに見てもらいますからね。」
(やっぱり? せっかく、紹介してくれた病院でCD-Rにコピーしてもらったのに・・・)
レントゲン撮影は前の患者さんの撮影が長引いたため30分以上待たされた。
技師さんが「ファスナーが写っちゃうのでズボンをはき換えてもらいます。今、換えのズボンを取ってきますから。」
「はい。」
すぐに、ファスナーを下ろし、脱ぎ始めると、
振り返った技師さんが、「そのままでいいですか?」
「はい?」
寒いのでズボンの下に黒いタイツをはいていました。
黒いタイツ姿で撮影する事に、
正面からの撮影は問題ありませんが、「横からとりますね~。」
右肢なので、まず、右を下にして横になり、「肢を広げてください。はい、もっと~。」
(ちょっと、すごいことになっているんじゃないの? 私、体が硬いので目いっぱい広げている感じ・・・。しかも、黒いタイツ姿で・・・。)
やっと外来に戻った後、
看護師さんから、
「先生がゆっくり話しをしたいとのことです。診察までに時間がかかりますので昼食を済ませてお待ちください。」
大学病院の食堂で、のんびりとうどんを食べました。
お医者さん、検査技師さん、看護師さん、学生さん、患者さん・・・
多種多様の人々が昼食を食べていました。
お腹が満たされて、少し眠気を感じていると、
名前が呼ばれました。
「お待たせして申し訳ありません。」
「いえ、こちらこそ、無理言って、予約なしに診察していただきまして・・・」
そこには、おだやかな表情の口当たりの柔らかな先生がいました。
「画像、拝見いたしました。腫瘍がありますね。」
先ほど撮影したレントゲン写真でおおよその大きさを確認する。
長径は6cm位、短径は3cm位、
MRIの撮影フイルムは4分割の写真として保存されているので、小さな画像しか見えません。
「良性であれば、内軟骨腫、悪性であれば軟骨肉腫、いずれにしても病理組織学的検査をしなければ診断はできませんね。腫瘍のある部位の骨が肥厚しているのが気になります。」
確かに、中の腫瘍に対抗するように、その周囲の骨が肥厚して頑張っているように見えます。
「ここへの通院は無理と思われますので、癌研有明へ行っていただけますか?」
「・・・。受診は、ちょっと間を開けてもよろしいですか?」
「いえ、可及的速やかに受診してください。来週、月曜日には予約を取ってくださいね。」
(可及的速やかにって・・・悪性なの?)
診察を終了したのは、丁度、午後3時でした。
小さな猫の置きもの。
娘は「お兄ちゃんに似てるね。」って言ってます。
見ているだけで、癒されます。
こういう症例いっ~ぱいあるよ。 [受診]
2009年10月30日(金)
癌研有明受診。
朝、5時20分に起きて、6時に出発。
家から、癌研有明までは日帰りの小旅行です。
子供がまだ、小学生だったころ、お台場のフジテレビまで、
あの球体の中に入るために、2度、訪れたことがあります。
途中から、電車は満員、ゆりかもめも通勤の方たちで混雑していました。
8時30分過ぎに到着。
初診の受付を済ませ、整形外科の外来で診察を待つ。
癌研有明ではピッチを貸し出してくれます。
ピッチにすべての指示が入りますので、その指示に従って行動するのです。
何時の予約のヒトが診察中なのかは、受け付けに掲示されます。
かなり遅れているようでした。
待合室はピッチの音がなっていますが、それ以外はおしゃべりしている人は少なく、
整然としていました。
(診察を受ける人たちは、意外と元気そうでした。もっと深刻そうな人たちが多いと思っていましたから・・・。本当に恥ずかしいですけど、偏見でした。)
(自分で受付をして、検査を済ませ、次に進む。車椅子で一人で受診している方もいました。)
ピッチが振動し、音がなりました。
「中待合室にお入り下さい。」
9時15分の予約で、10時ちょっと前のことでした。
中待合室でしばらく待つと、
また、ピッチに指示が、
「診察室2にお入り下さい。」
「失礼します。お早うございます。」
中に入るとホームページに掲載されている先生が、
「こういう症例いっ~ぱいあるよ。皆集まってくるから。」
最初の病院で、「整形外科医が一生かかっても一人か二人診るか、診ないか。」 と言われたのは何だったのでしょう?
少し驚きましたが、全国から集まると、いっ~ぱいという表現になるのでしょうね。
(たいしたことないよ。良くあることだよ。) と感じられる先生の言葉に、
安心?と言うより、
ちょっと拍子抜けした感じ・・・
真っ黒ではない。真っ白でもない。 [受診]
2009年10月30日(金)
「こういう症例いっ~ぱいあるよ。」
と言われて、安心したような、拍子抜けしたような・・・
その後、問診。
ひととおり、一般的なことを聞かれた後、
「8月頃から、歩くと痛いようなだるいような感じになります。」
「えっ?痛いの?痛いんだったら話は違いますよ。だんだん痛くなってきてるの?ふ~ん。」 と考えて、
「今日はこれから血液検査と、レントゲン、CTを撮ってきてもらいます。CTでも有用な画像が得られる場合がありますからね。血液検査はALPと骨型ALPと、CRPとそれから、今後、またMRIを造影剤を投与して撮影しますから、腎機能のチェックもしておきますね。検査の結果が出てからまた診察しますから・・・。」
「はい。」
(MRIで使用する造影剤は腎機能の低下している人には半分の量しか投与できないので、チェックして投与するのは当然のことですが、検査なしで投与してしまう病院もあるのです。以前に、O総合病院で、腎機能のチェックなしに、また、造影剤使用の同意もとらずに、1日の投与量のMAX.を、2回(2日)も、わずか3日の間隔で投与されました。検査をしないで造影剤を投与するのが間違っているのですが、癌研有明ではちゃんと腎機能の検査をすることに感心しました。もちろん、喘息もあるので、アレルギーの確認もされました。)
その後、採血、レントゲン撮影をして、
CTは予約なしの緊急の検査なので、午後からピッチで指示が出ることを告げられ、
ゆっくり、食事の時間を取ることができました。
院内を探検して、食事ができるところを探しました。
何か所かある談話室はだいたい席がうまっていましたが、相席をお願いし、おにぎりを食べ、
お腹が落ち着いてから、外へ出て、陽の光りを浴びました。
いい天気で、ぽかぽかと暖かい。
中庭から撮影した東京ビックサイトの裏側?逆光です。
(こうなると、もう、りっぱなお上りさんです。)
CT検査のため、ピッチが鳴りました。
癌研有明では、レントゲン、CT検査等、画像を撮影するときには検査着を貸し出してくれました。
使用後は、自分で、回収ボックスに返却するのです。
レントゲン撮影は女性の技師さんで、安心して検査を受けることができました。
検査技師さんの世界にも、より、一層、女性の進出を望むところです。
検査は終了しましたが、主治医の先生はまだ、10時45分予約の方の診察をしているようでした。
読書コーナーに行き、マンガを読むことに、
このコーナーには寄贈された本、絵本、コミック等がありました。
待ち時間を退屈しないように、有効に、との心遣いでした。
本を読みながら、うたた寝してしまい、気付くと2時30分くらいでした。
陽の光りが入って、暖かかった。
その後、少しマンガの続きを読み、
3時頃に整形外科の受付に行くと、
主治医の先生の診察経過が「検査結果がでしだい診察」と表示されていました。
4時にピアノの生演奏会が始まりました。
入院患者さんも集まっているようで、大きな拍手がわいています。
じっと待つ時間を、おだやかな気持ちで、ピアノの音色を楽しむことができました。
5時が過ぎ、5時20分。会社では終業の時間です。
周りで待っている患者の数も減ってきました。
そこへ、ピッチが鳴りました。
「中待合室にお入りください。」
2回目の診察が開始されました。
「患部の骨皮質は目だって薄くなっていないから、今の時点で真っ黒とは言えないですけど。大体、腫瘍と接している面は滑らかに見えますよね。でも、このあたりがちょっと薄くなって、凹凸がある感じでもあるかな?真っ白でもない(骨破壊像は明確ではないが認められる。)」
(真っ黒ではない。)
(真っ白でもない。)
「こういう状態を生検しても、やっぱりグレーにしかでないんですよね。様子を見て、痛くなるようだったら生検かな?」
「はい。」
「次回、骨シンチ検査と、MRI検査の後に診察しますね。その際に、この持参していただいたMRI像と比較しますからね。」
「はい。ありがとうございました。」
紹介状を書いてくださった先生への回答をいただき、6時くらいに診察終了。
いきなり、生検にはならず、まずはひと安心。
(骨破壊像は多少認められるようでしたが、S医科大学の医師が気にしていた肥厚については問題にはされませんでした。次回の質問にしよう。今日は本当に疲れました。)
お台場のイルミネーションを眺めながら、帰途につきました。
痛くなってきたのは他の要因じゃないの? [受診]
2009年11月20日(金)
癌研有明受診2回目
結果的に、今のところ悪性の要素はみられないと言うことで、3カ月後の経過観察となりました。
よかった!
ほっと一安心・・・?
2カ月前、骨の中に腫瘍がみつかってから、ちょっと大げさだったかな?って反省してます。
教科書的には確定診断は病理組織学的検査で実施することが記載されているので、そうだとすると、とにかく、大腿骨なのでバイオプシーは入院して手術することになる。
肢に傷を付けるのはイヤだなって・・・
今日は骨シンチグラフィ検査とMRI検査後の診察でした。
検査やその結果についてはまたの機会に・・・
07:30 出発
10:00 到着、再診受付
10:05 核医学受付
10:25 骨シンチグラフィ検査の、検査薬の静注
(ほぼ予約時間)
12:00 MRI検査のため、昼食抜き
13:30 MRI検査のため、これから検査終了まで飲み物も飲めません。
13:00 核医学受付
13:15 骨シンチグラフィ検査開始:
(ほぼ予約時間のとおり)
検査前にトイレに行く(検査のため膀胱を空にしておく)。
検査時間は30分弱
13:50 画像診断受付
16:00 (1階でピアノの演奏会開始)
16:20 MRI検査のため検査説明、問診(予定より50分遅れ)
検査時間は20分弱、途中で造影剤投与
17:00 あんパンを食べて、一息・・・
(疲れたときには、あんこを食べると落ち着きますよ。)
17:20 診察開始
(1番最後?、1回目は最後から2番目でした。)
17:40 会計終了
21:00 電車が遅れたので、食事をしてから帰宅。
(「天空の城 ラピュタ」が始まったところでした。)
診察時間は10分弱・・・
途中で、先生に呼び出しの電話がかかり、忙しそうで・・・
経過観察にはなったけれど・・・
「痛くなってきたのは他の要因じゃないの?」って、
それはふり出しに戻るって言うことじゃない?
骨皮質に菲薄化はみられない。
骨シンチグラフィでも、骨腫瘍部位にみられる活性の程度は低い。
MRIの画像は以前のものと変らない。
水分を含む腫瘍でところどころに石灰沈着が認められる(軟骨の像)。
(診断は内軟骨腫であろう。)
痛みを起こすような筋肉の異常もみられない。
まっ、痛いっていっても、生理痛より弱い痛みだから・・・
大丈夫だよ。どうってことない。
でも、「他の要因」と言われると気になります。
患部がへこんできたのも、「腫瘍とは関係ない。脂肪が萎縮しているだけ。」・・・?
私は、腫瘍(内軟骨腫)が増殖するのに、患部の皮下織のコラーゲン等を栄養として吸収し、結果的には患部がへこんできたのではっと思ってるんですけど・・・
今後の予想は、へこんで、栄養分がなくなってきたので、腫瘍は増殖できず、大きくはならない。
逆に水分が吸収され、小さくなっていく。
そうなると良いなあ。って、希望的観測も入っていますが・・・
知見にはあてはまるものがないんですよね。
これは本当に新知見かもしれない!!
まず、また、ひと安心。 [受診]
2010年2月16日(火)
3度目の癌研有明病院受診。
寒いとちょっと痛く感じるときがあるので、予定の日に受診することにしました。
レントゲン撮影をしてから、診察になります。
特に、昨年10月30日のレントゲン所見とは変ったところはありませんでした。
まず、また、ひと安心。
今度は6か月後の受診です。
でも、「おかしいなと思ったら、早めに受診して下さいね。」 っていうことでした。
経過観察の受診って、主治医に会って話すことで、
安心を買いに行くようなものですね。
参考:MRI像 (10/13/2009 撮影)
筋肉を落とさないように [受診]
最初に骨腫瘍と診断していただいた病院へは、左肘の打撲から小指までしびれているような状態が続いたため、定期的に通院しています。
その際に、骨腫瘍についても話しますが、今のところは特に変ったことはないので、いつも通り、
「筋肉を落とさないように、歩いたほうがいいですよ。」
ということで、1週間に1回だけですが、散歩しています。
仕事では、休日以外は8時30分から5時20分まで会社にいますが、一旦、自分の席に就くとほとんど歩くことはありません。
1週間に1回散歩しただけで、筋肉痛・・・、
ストレッチもしないと・・・ 体がなまってしまっているのです。
1週間に1回の散歩が、身体的には気休め程度かもしれないけれど、精神的にはかなり良い効果がありますよ。
今日はこんな写真が撮れました。
おまけに、こんな子もいました。
一生懸命、何かを食べていましたよ。
痛みは強くなっていますか? [受診]
8月10日は経過観察の受診日でした。
最初にレントゲン撮影、
レントゲンの画像では、骨腫瘍の状況は6カ月前とは特にかわってはいませんでした。
良かった~。
写真はコントラストを付けているので腫瘍の様子がよくわかります。
見るたびに、結構大きいと思いますが、腫瘍によって、骨皮質が薄くなっているかというと、それもはっきりはしません。正面からみた画像の右側が少し、滑らかではないような・・・
症状もちょっとした違和感はあるものの、今のところ痛みはほとんど感じません。
先生:痛みは強くなっていますか?
私:いえ、ほとんど感じません。
先生:じゃあ、6カ月後、2月10日に、今度はMRI撮って、様子をみましょう。
随分待ちましたが、
症状の軽い私の診察はこんなものです。途中で、パソコンの画面に「緊急告知がはいりました」という大きなクジラの画像付きのテロップが流れ、それに気をとられてあまり質問もできませんでした。
そのテロップはパソコンの画面のいろいろな場所に流れるのです。
こういうシステムになっているとは・・・っと感心している間に終わってしまいました。
待ち時間は外のウッドデッキからつづく庭で過ごしました。
その時に撮影した写真は後日掲載します。
胸にできた小さな結節に対する各科の見解 [受診]
10月にマンモグラフィー検査をしたことは以前の記事に掲載しました。
このとき、最初に受診したのは皮膚科でした。
9月に胸にできた小さな結節が10月になっても治らないため皮膚科を受診したのです。
自分なりに、調べたところ、粉瘤(アテローム)ではないかと思い、
ネットで調べると、背中から取っても、取っても粉瘤が出てくるような映像もあり、
年をとると、体中にいろいろなものができるものなのだなぁと思っての受診でした。
もしかして、大腿骨にできた内軟骨腫が軟骨肉腫となり転移するようになってしまった?
他の場所はなんでもないので、まさかそんなことはないと思いつつの皮膚科の受診でした。
ところが、拍子抜けで、診察した皮膚科の医師は、
「形がはっきりしないから・・・、軟膏を処方するので、経過を観察してください。乳腺が心配だったら外科を受診してみてください。」
と言うことでした。
処方されたのはステロイドの軟膏で、どうも、結節ではなく、胸に湿疹ができているように思ったようでした。
同日に受診した外科では、見るなりに、「これは今の状態では治療の必要はありません。皮膚科でもらった薬を付けても治るものではありませんよ。」
2時間くらい待って、その一言で終わるのはもったいなかったので、ついでに乳がん検診を受けたのでした。
乳がん検診は、マンモグラフィー検査と、触診とエコーがセットになっていて、エコーでは皮膚科で形がはっきりしないと言われた結節が、はっきりと映り、先生はその大きさを計測していました。大きさは直径4mmくらいでした。
診察中に大腿骨に骨腫瘍があることを告げたので(電子カルテなので良く見れば記載しているのですが)、治療の必要はないと言った先生が 「手術をしてとらないと治らないよ。」 と手術を勧めていました。
その後、11月の循環器内科の経過観察の際に、血圧の薬はどうしようか?という話の最中に、電子カルテでを見ながら、「外科には、何しにいったの?皮膚科と外科は同じことでいったの? 外科の先生からは何と言われたの?」 と言うことで、いままでの経過を話し、「そのときよりも、大きくなっているし、さわった感じが軟骨っぽいんですよね。」 と言うと、「それは、また、皮膚科で診てもらったほうがいい。だんだん大きくなるものには悪いものが多いからね。」
(皮膚科では湿疹と間違われたので・・・ついつい)「めんどくさいなぁ。」 と言うと、
「じゃあ知らない。」 とつき放されました。
12月には整形外科の経過観察(骨腫瘍のためではなく、左肘の打撲から小指までしびれているため)で受診したので、その際に皮膚科も受診することにしました。
今度はベテランの医師で、見るなり、「ああ、これね。」 と壁に貼ってある皮膚の構造を記載してあるポスターを示して、粉瘤であること、このくらいの大きさであれば経過をみたほうがいいこと、胸は手術でケロイドになり易いことが説明されました。
「まあ、経過をみたほうがいいでしょう。」 と言いかけたときに、骨腫瘍があるということを告げると、やはりそうであれば、採取して何か組織検査して、調べたほうが良いと言い、最終的には「手術するかどうかを決めるのは患者さんです。」
結果的に、外科も皮膚科もそんなものはたいした物ではない、治療の必要はないと言っていたのが、
骨腫瘍があるとわかると手の平を返したように手術を勧めたのでした。
内科の先生は、すでに骨腫瘍のことはご存じだったので、すぐに皮膚科の受診を勧めたのだと思います。
手術はどうしようか?
外科も皮膚科も最初は治療の必要はないという見解であり、
粉瘤である可能性が高いと思うし、いや、粉瘤でまちがいないと思うので、
もう少し様子をみることにしました。
そして、胸の粉瘤???
(気持ち悪いと思う方は素通りしてくださいね。)
「それだ!わかった!」 [受診]
リウマチ・膠原病科を受診しました。
この診察で、私の大腿骨には骨腫瘍があることを再認識させられました。
骨腫瘍に関しては半年に1度の通院で、
それに、脚には痛みはあまり感じないので、
自分に骨腫瘍があることをすっかり忘れていたのですが・・・
いや、あえて、消し去ろうとしていたのかもしれません。
診察室に入ると、先生の前のパソコンの画面には検査結果が表示されており、
赤い文字になっているところが見えていました。赤い文字は異常値を示すものです。
私の前のパソコンにもCRPの継時的な値が表示されていました。
先生は何か、疑問をかかえて考えている様子・・・
問診では、どこが、いつからどのように痛いのか?こわばるのか?
そして、視診、触診
先生「じゃあ、手を見せてくれる~」「脚も痛いんですか?」
いろいろ話かけながらの診察、でも、ちょっとした沈黙・・・ 納得いかない様子。
足首の関節を触診しているとき、私「そうそう、先生、私、大腿骨に腫瘍があるんです!」
先生「それだ! わかった!」
先生の表情が一転して、アハ体験でひらめいた後のすっきりとしたものに変りました。
診察結果は以下のとおりです。
〇 おそらくリウマチとか膠原病とかの病気ではないこと。
〇 関節に腫れがみられない。痛み出した時期からして腫れがみられないのは関節リウマチではないという証拠のひとつであること。
診察で見落としている可能性があるので、腫れてこわばっている時に写真を撮ってもってきてください。
〇 痛くなったのは、骨腫瘍のためだと思われること。
骨腫瘍はまれな腫瘍なので、その腫瘍により、全身症状としてどのようなことが起きるかということはわからない。基礎疾患に骨腫瘍がある患者の診察経験はないが、腫瘍のためにこのような症状がでてもおかしくはない。癌研有明の先生に手紙を書いて、これらの症状について確認してもよい。
赤沈、血清補体価、C3、C4、抗核抗体が陽性、
これらは悪性腫瘍等でも陽性反応を示すことが知られています。
先生は陽性を示している検査項目の病因を探ろうとしていたときに、
骨腫瘍の話を聞き、アハ体験モードになったようでした。
鎮痛剤(ロキソニン)と胃薬(パリエット)を処方してくださり、
たとえ、リウマチではなくても痛みを訴えている患者を見捨てたりしないからと、
次の診察の予約も入れておくし、もしも、それまで我慢できなかったら金曜日の総合内科を担当しているからそのときに受診するようにと付け加えました。
ビバーナム・エスキモー、
枯れているように見えても、新芽をだす日のために栄養を蓄えています。
アオゲラ君、声がするのででてみるとやっぱり遊びにきていました。
クリッとした目がかわいい!
次回の受診は何か変化を感じたときに・・・ [受診]
ローズマリーの花が咲いていました。寒い季節に、葉は青々として、可憐な花をたくさん咲かせているのです。
癌研有明病院の受診は今回で5回目となります。最初の受診は2009年の10月でした。
それから1年と3ヶ月あまり、腫瘍にはほとんど変化はみられません。
腫瘍は大腿骨の中に収まっています。
大きさにもほとんど変化はなく、骨皮質の菲薄化もみられません。
内軟骨腫と診断されています。
先生に、手からはじまったこわばりから、痛み、今では肩、膝、つま先まで痛くなり、鎮痛剤のロキソニンを服用していることを告げました。
内軟骨腫によってこれらの関節の症状がでることはありますか?と訊ねたところ、この腫瘍は局所的な異常を起こすものであり、全身的な症状を起こすことはないということ、そして、決して、消えてなくなるようなものではないことも告げられました。
関節の症状はリウマチ・膠原病科で診てもらうことになります。
内軟骨腫は落ち着いているので、次回の受診は「何か変化を感じたときに」・・・
変化とは「痛みだけでなく、動かしずらくなったり、何か自分でおかしいと感じることがあったらということです。」 と先生に言われましたが、自分で決めるのは難しい・・・
まぁ、半年後くらいに気になったら受診することにしましよう・・・
・・・指が腫れているのではないですか? [受診]
手のこわばりや痛みは「炎症性疾患によるものではない」と言いきった先生に紹介状を書いていただき、入口に大きなタイサンボクのある病院を受診しました。
まだ、花は咲いていましたが、上の方ばかりで、
下の方のは散ったあとに実をつけようとするところでした。
通勤ライナーなどという早い時間の電車に乗ってでかけましたが、診察・検査が終わったのは午後の5時を回っていました。結局、最後の診察でした。
酷く疲れました。
7月7日からは内科は予約制になるということです。これで待ち時間は改善されるのでしょうか?
この病院を選んだのは、ネット上で読むことのできるKOMPASという慶応義塾大学病院の医療・健康情報サイトの病気の説明に、膠原病で三叉神経の障害を起こすものがあると記載されていたからです。
数年前から三叉神経の支配する領域に知覚異常を感じていました。
そのため、2005年には脳神経外科を受診し、脳のMRIやMRAの検査を受けたこともありました。
検査では異常は認められず、そこで紹介された神経内科では「三叉神経の両側に異常があるのはおかしい。痛くないなら気にするな!」という一言だけ・・・
ずーっと我慢していたことが、膠原病のためだと実感したからです。
今回の診察は紹介状と膠原病の診断基準に則って、すすめられました。
最初に「いろいろな病気をしてきたのですね。」と言われたので、「はい。」 と答えました。
どれだけ前の所見まで紹介状に記載されたかはわかりません。
三叉神経に障害があることは私からは、まだ、伝えてはいません。
三叉神経障害が関連する病気かどうか?
当たっているかどうか? ある意味では楽しみです。
とは言って、病名がわかったとしても、治療法は対症療法のみであれば、私にとっては何のメリットもないのですが・・・
リウマチ膠原病科の専門医である紹介元の先生に、
「もっと、患者の症状をちゃんとみたら?」っとひとことくらい言えるでしょう。
紹介状を記載してくれた先生は、附属の病院の正面にメタセコイアがある大学出身の先生です。
比べようとは思っていなくても、結果的にはふたつの大学を比べてしまうことになります。
「指に腫れは認められない。炎症性疾患ではない。」 と言う診断に対し、
(触診して)「・・・指が腫れているのではないですか? 膠原病では、関節ではなく腱に異常を起こすものもありますから、MRIで検査してみましょう。今日は、血液、尿、X線の検査をしてください。」
紹介状とともに検査結果を持参していますが、やはり、再度の検査になります。
指の検査だけは受けたことはありませんでしたので、ダブりの検査ではありません。
診察時にはほとんどの項目がintactでした。「intact:無傷」という単語が脳裏に残りました。
偶然、以前にウサギやモルモットを使用して医薬品の安全性試験を実施したときにも使用していた単語でした。intactばかりで、やはり、ここでも病気ではないといわれるのかと思ってしまいました。
そんなとき、intactではなく、不意に別の単語を先生が発しました。
そうすると、記録していたふたりの医師が一斉に立ち上がって私の右脚をみました。
たまたま、部屋の模様替えのときに右脚に数箇所、怪我をしていましたので、そのことを先生が所見としてとりあげたのだと思います。
ふたりの助手の先生には申し訳ありませんが、興味のある所見でなくてごめんなさいね~
指の診察は最後でした。
本当に最後に指を診た時に腫れを指摘されたのです。
そして、おまけのメダカの卵
また、新たな感動でした。
もしかして、内軟骨腫が軟骨肉腫へと悪性化したのでは? [受診]
手や肩の関節、そして足の関節におきている多発性腱鞘炎が悪性腫瘍の可能性も考えられるなどと言われ、
そして、この間、北海道に行った際に、とんぼ返りだったこともあり疲れたせいか、3日間、右側を下にして横になると痛みを感じたことから、
もしかして、大腿骨の内軟骨腫が軟骨肉腫へと悪性化したのでは? などと思ったりして・・・
「何か変化を感じたときに」・・・
そう、ぐずぐす考えていてもしょうがないので、受診することにしました。
有明駅からの眺めです。海を感じながら、都会にでてきた感じがします。
受診した結果は、問題なし。
内軟骨腫は、当初受診したときからほとんど変化していないということがわかりました。
周囲の骨にも変化はありませんでした。
痛かったのは、主人と息子の歩調に合わせて一生懸命歩いたから・・・かも・・・その後はもとの調子に戻っているので、骨の方はひと安心です。
多発性腱鞘炎をステロイドで治療しても、特に問題ないということでした。
半年振りの有明です。
ローズマリーの花が、また、咲いていました。
強い植物です。この花にあやかりたいなぁ。
ついでに、となりの東京臨海広域防災公園(そのエリア東京)によることに、
いつか、これはなんだろうなどと掲載した写真がありましたが、防災公園の通信専用アンテナ塔でした。
防災体験学習施設では、被災してからの72時間をどうやって生き延びるかという生存力を身に付けるための体験をしてきました。
ニンテンドーのDSで回答していくのですよ。1問間違えたので、90点でした。
偶然、癌研有明にお孫さんが入院しているという方とふたりだけの組でした。
施設の方も癌研有明病院に通うついでに立ち寄る人を見抜いてか、「何かあったら止めますからねぇ」 などと説明していました。
その次の組は大勢のお子さんたちが体験していましたが、
ガラガラではもったいない施設ですから、もっと多くの方々に利用していただきたいと思いました。
悪性腫瘍によるものではない [受診]
多発性腱鞘炎が悪性腫瘍(IgA型多発性骨髄腫)によるものではないかと疑われたため、
類症鑑別のため、血液検査をしていました。
結果は、
特発性多発性腱鞘炎・・・
特別な原因がわからない多発性の腱鞘炎ということで、
とにかく、なにが原因かわかりませんが、悪性腫瘍ではないということがわかったので、一安心です。
でも、痛いことには変りはないのですが・・・
手のMRIの画像を加工して見ました。
指などの輪切りの像のほうが腱鞘炎の所見がわかりやすいようですが、手の全体が写っているものを選びました。
骨にも関節にも異常所見は認められません。
1番痛いのは人差し指です。とこどき神経にさわるのか? 痛みが走ることがあります。
親指には力が入らないのですが、外観はどこにも悪いところはないように見えます。
内部の様子は、人差し指の痛いところがこころなしか所見はあり???
よくわかりません。
造影をしなかったので、あんまり良くわからないようです。
この間の動物園の続きです。
キリンは好きですが、うまく撮れません。
大きいからかなぁ。
頭だけと撮ろうとすると、餌を食べるのにぐ~っと伸びてくるので、
しかたがないから、遠くから撮影したものをトリミングしました。
これだと、なんだか、キリンの味が出ていないような・・・ふつうの写真に・・・
動物を撮るのは難しいことを改めて実感しました。
使わなくてもダメ、使いすぎてもダメ [受診]
受診した際に先生から、
腱鞘炎は、「使わないとダメ、使いすぎてもダメ。難しいけどね~・・・」
う~ん。難しい。
使わないとそのまま固まってしまうような感じだし、使うとさらに痛くなるし・・・
まぁ、ほどほどに・・・ 痛いときには安静第一を考えようっと・・・
大学の同期会に出席しました。
もちろん、鎮痛剤を服用して・・・
現役で、動物に直接触れる仕事をしている同期たちは、皆、仕事人の手をしていました。
事務職の私の手は「仕事をしていない手」と言われる始末・・・
いっぱい握手をしたので、ちょっと痛かったときも・・・
でも、本当に懐かしかった~!
その際に越中富山のお土産にいただいたお酒です。
「風の盆」、
幸のこわけとありました。同期の心遣い、温かい気持ちが伝わってきます。
お酒は飲めないけれど、ちょうどよく手になじむ大きさです。
おいしそうだから、飲みたくなっちゃう。
同期と話をしたいたときにはタイムスリップしていて、20代の自分がいたようでしたが、
ちょっと外にでると、卒業後、30数年の間に学内は変っていて、
時間の経過したことを、感じさせられました。
写真はあまり撮らずに、話ばかりをしていたので・・・
同期会は同期の絆を深める会でもありました。
(友人からいただいた写真)
また、来年もここで会いたい。
また、来年ここで会いましょう!
CRP 2.96:テノシノヴァイティス、tenosynovitis (腱鞘炎) [受診]
血液検査の結果、今回もCRP は2.96 mg/dL、
手や肩、腕、足が痛いのにも変化はないので現状維持といったところでしょうか?
先生はいつも指やひじ、肩を触診しながらテノシノヴァイティスといって、記録させています。
テノシノヴァイティスとはtenosynovitis (腱鞘炎)のこと、
手にはインテバンクリームをお風呂上りと寝る前につけていますが、よっぽど他の部位が痛くならない限り、鎮痛剤は服用していません。
先生に処方されたセレコックスも服用できないでいますし・・・
セレコックスではむくみがでて、そして、むくむと余計痛くなり、血圧も上昇するのです。
本当ですよ。 っと言っても、3回くらいの服用なのですが・・・
痛いときには、やっぱりロキソニンを服用してしまいます。
その他、
アルカリフォスファターゼは482 IU/L ・・・ これは骨腫瘍によるもの。
そして、IgA は668 mg/dL ・・・ これは特発性のもの。原因不明、わからないもの。
骨髄腫ではと疑われるくらいに高い値なのに腫瘍化したようなものではありません。
ピカピカの正常な?IgA がたくさんあるのだ。
これは粘膜免疫のことなどを考えていたからかなぁ?
7月、10月、12月の検査値の傾向は同じ・・・ほとんど変化なし。
肝心要の肝臓、腎臓には異常はみられないのだから、良しとしょう。
秋に撮影した種や実、
ナンテン、難を転ずるのだそうだ。
白い実はだいぶ、鳥のおなかにおさまってしまっているようです。
これも、とげとげの種、これで誰かにくっついてどこかに運んでもらおうとしているの・・・
先生は、また、「2か月後か3か月後に、いつでもいいですよ」 って ・・・
骨腫瘍に対する免疫応答? [受診]
リウマチ内科を定期的に受診しています。
受診のたびに、免疫グロブリンを測定していますが、7月、10月、12月、2月と、その値は少しずつ増加し、IgGの値(正常値870-1700mg/dL)は、1657から1886の間に、IgAの値(正常値110-410mg/dL)は、579から682の間に、IgMの値(正常値46-260mg/dL)は、203から251の間でした。
IgGとIgAの値が高いこと、IgMは高いですが、まだ、正常値の範囲だという傾向が半年間の4回の測定でみられました。
特にIgAの値が高いため、一度は骨髄腫を疑われましたが、これはやはり内軟骨腫のため、生体の免疫機構が働いているものではないかと思われます。
リウマチ内科の先生にはそのことをたずねてはいませんし、先生からもそのような話はありません。
おそらく、先生にたずねても、私と同じように、考察の域から抜け出せないと思いますから・・・
骨腫瘍は稀な腫瘍のため、このような背景データは蓄積されていないのではないかと思います。
というのは、骨腫瘍で整形外科にかかっただけでは、免疫グロブリンの値まで詳しく測定するようなことはしないのが普通です。
私の体の中ではおそらく骨腫瘍に対抗するために生体の防御機構が働き、免疫グロブリンの値が増加している。継時的に4回測定して、その値は若干増加しつつあります。
ただ、ひとつの症例のデータでしかありませんが、実際に起きていることです。
整形外科の先生からは内軟骨腫は腫瘍自体は発生した部位に限局的な異常は起こしますが、全身的な影響は及ぼさないということをうかがっています。
でも、その腫瘍があることによって生体では免疫機構をはじめとするさまざまな変化が起きている。そのような過剰な免疫により腱鞘炎なども起き、サイトカインなども増加したりして、それを悪化させるのではないかなぁ?
特に大腿骨であり、腫瘍もそれなりに大きいので、その影響も大きいのではないでしょうか?
いずれも、推測です。
内軟骨腫から軟骨肉腫に悪性化しているとは考えたくありません。
腱鞘炎が起きているのは、免疫機構が働いて内軟骨腫に対抗している証拠だと思って割り切ることにしようっと・・・
でも、どうしてIgAなのかなぁ? 大腿骨の内側の細胞が内軟骨腫と対抗するためには粘膜免疫が関与するのかなぁ?
などと考えながら新宿御苑を歩きました。
そこで、大きな樹にみたことのある模様が・・・
これはプラタナスでは? っと思ってみると、まさしくプラタナスでした。
でも、その樹は私のみたことのあるプラタナスとは大きさが全く異なっていたのです。
街路樹などのプラタナスは剪定してしまうので、大きくならないこと。剪定せずに育てるとこのように太く、高くのびて、そして鈴のような実をたくさんつけるのだそうです。
和名は鈴懸の樹・・・ 山伏にかかわる別のすずかけの意味もあるようですが・・・
鈴のような実に感動しましたので、鈴懸の樹と表記します。
鈴懸の樹にはシジュウカラも遊びにきていました。
いろいろなところに鈴懸の樹を見ることができます。
遠くからみても高くて、その大きさに驚く樹もあります。球果はどれほどついているのでしょう?
落ちていた球果です。
ほんとうに真ん丸です。
次回の診察は4月になります。
その頃、この桜の木は満開になっているでしょうか?
雪の日に [受診]
大きな牡丹雪が降りました。
舞い降りた雪の結晶は、瞬く間に融けて形をなくしていきます。
雪はその日の昼まで降り続きましたが、翌日には気温が上がり、ほとんど融けてしまいました。でも、情けないことに雪がふると足元が悪くて大変なのです。
雪国育ちなのに・・・
そういえば、今ある筋肉のもとは、小さいころ、夏には野原を走りまわり、冬には山スキーをしてできたものです。
体形もそう・・・
とにかく、整形外科の医師からは筋肉を落とさないようにと言われ続けていますが、具体的にどのようにしたらよいのか、よくわかりません。
今まで通りでいいのか? それとも運動をしなければいけないのか?
などと思っていると・・・
家事の動きは筋肉を使い、カロリーも消費するとテレビから聞こえてきました。
その番組では、カロリー消費量は全身を使ってするようなものが高く、特に腰から大腿部の筋肉を刺激するような動作が高いということでした。
筋肉を落とさないように、ベランダ掃除でも頻繁にやろうかなぁ?
ベランダはそんなに広くはないのに、1回掃除するだけで足腰の筋肉痛になっていましたので、普段使わない筋肉を動かし、筋肉を刺激するという意味ではいいことなのたと納得しました。
これからはスギの花粉が飛んできて積もる季節です。
ベランダ中が黄色く変身する前に、こまめに掃除することにしよう!