骨腫瘍に対する免疫応答? [受診]
リウマチ内科を定期的に受診しています。
受診のたびに、免疫グロブリンを測定していますが、7月、10月、12月、2月と、その値は少しずつ増加し、IgGの値(正常値870-1700mg/dL)は、1657から1886の間に、IgAの値(正常値110-410mg/dL)は、579から682の間に、IgMの値(正常値46-260mg/dL)は、203から251の間でした。
IgGとIgAの値が高いこと、IgMは高いですが、まだ、正常値の範囲だという傾向が半年間の4回の測定でみられました。
特にIgAの値が高いため、一度は骨髄腫を疑われましたが、これはやはり内軟骨腫のため、生体の免疫機構が働いているものではないかと思われます。
リウマチ内科の先生にはそのことをたずねてはいませんし、先生からもそのような話はありません。
おそらく、先生にたずねても、私と同じように、考察の域から抜け出せないと思いますから・・・
骨腫瘍は稀な腫瘍のため、このような背景データは蓄積されていないのではないかと思います。
というのは、骨腫瘍で整形外科にかかっただけでは、免疫グロブリンの値まで詳しく測定するようなことはしないのが普通です。
私の体の中ではおそらく骨腫瘍に対抗するために生体の防御機構が働き、免疫グロブリンの値が増加している。継時的に4回測定して、その値は若干増加しつつあります。
ただ、ひとつの症例のデータでしかありませんが、実際に起きていることです。
整形外科の先生からは内軟骨腫は腫瘍自体は発生した部位に限局的な異常は起こしますが、全身的な影響は及ぼさないということをうかがっています。
でも、その腫瘍があることによって生体では免疫機構をはじめとするさまざまな変化が起きている。そのような過剰な免疫により腱鞘炎なども起き、サイトカインなども増加したりして、それを悪化させるのではないかなぁ?
特に大腿骨であり、腫瘍もそれなりに大きいので、その影響も大きいのではないでしょうか?
いずれも、推測です。
内軟骨腫から軟骨肉腫に悪性化しているとは考えたくありません。
腱鞘炎が起きているのは、免疫機構が働いて内軟骨腫に対抗している証拠だと思って割り切ることにしようっと・・・
でも、どうしてIgAなのかなぁ? 大腿骨の内側の細胞が内軟骨腫と対抗するためには粘膜免疫が関与するのかなぁ?
などと考えながら新宿御苑を歩きました。
そこで、大きな樹にみたことのある模様が・・・
これはプラタナスでは? っと思ってみると、まさしくプラタナスでした。
でも、その樹は私のみたことのあるプラタナスとは大きさが全く異なっていたのです。
街路樹などのプラタナスは剪定してしまうので、大きくならないこと。剪定せずに育てるとこのように太く、高くのびて、そして鈴のような実をたくさんつけるのだそうです。
和名は鈴懸の樹・・・ 山伏にかかわる別のすずかけの意味もあるようですが・・・
鈴のような実に感動しましたので、鈴懸の樹と表記します。
鈴懸の樹にはシジュウカラも遊びにきていました。
いろいろなところに鈴懸の樹を見ることができます。
遠くからみても高くて、その大きさに驚く樹もあります。球果はどれほどついているのでしょう?
落ちていた球果です。
ほんとうに真ん丸です。
次回の診察は4月になります。
その頃、この桜の木は満開になっているでしょうか?
IgAは分泌型だよなー、何かかなーと思いましたが、やはり謎か。
nice!は御苑の写真の分です。冬も見るべきものはあるのですね。
もう少しでミツマタが咲くでしょう。見に行きたいものだ。
by 春分 (2012-02-19 18:12)
新宿御苑の開園時間は9:00~16:00ですね。
機会があったらどうぞ行ってみてください。
ゆったいり落ち着ける感じがしますよ。
by psvt.abl (2012-02-19 23:37)