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仙髄嚢胞→嚢腫と診断されるまで・・・ [受診]

簡単に書くと・・・

昨年7月の暑い日
クーラーの利きすぎで体が冷え切っていたとき、腰かけていた椅子から立ち上がろうとして中腰になった瞬間に、仙髄付近に激痛が走りました。
その痛みは、そーっと体を起こしていくと、嘘のように消えました。
こんなに激痛になるのは神経を刺激されているからではないかと思い、それからは湯たんぽで温めながら仕事をすることにしていました。

昨年11月某日
以前から予定されていた骨切手術を受けました。
鎮痛剤としてステロイドを4日間で700mg点滴。

術後20日くらいから
まず蕁麻疹。そして、少し体に触れただけでみみず腫れになり、体がかゆい。仙髄部(腰)がずーっと鈍痛の状態(横になると痛みは倍増しました。)が続きました。あとからステロイドの離脱症状と言われましたが・・・

昨年暮れ
リウマチ内科を経過観察で受診した際に、椅子が低くて転びそうになりました(中腰の状態で痛みが走るときがあるので、椅子に腰かけるときにはかなり用心深くなっていたのです。)
腰の鈍痛はずーと続いていました。
リウマチ内科の担当医師は「今まで確定診断できなかったけど、今度は診断できるかもしれませんよ。」っと、脊椎関節炎疑いで、脊椎のX線撮影、ガリウムシンチ、腰部のMRI検査をオーダーしました。
同日に脊椎のX線撮影。

今年1月~2月
ガリウムシンチとMRI検査

2月リウマチ内科受診
前触れなしに担当医師が交代しました(三人目)。
「ガリウムシンチでもMRIでも全く異常は認められませんでしたが、どこが痛いの?」

5月リウマチ内科受診
また、前触れなしに担当医師が交代しました(四人目)。
そして、同じく「ガリウムシンチでもMRIでも全く異常は認められないのに、どこが痛いの?」
「CRPが高いのは、骨の腫瘍によるものではないですか?」
2回続けて、担当医師が代わりましたが、全く引き継ぎはなされていませんでした。
「〇〇医師のところに紹介状を書きましようか?」(ひとり目のリウマチ内科担当の〇〇医師には、ほぼ4年間診ていただいていましたが、昨年、他の大学病院に教授として着任され、この病院から異動されたのです。)

転院するのは他科の受診を考えるとすぐには決心が付きませんでした。
それに、2月に担当した三人目のリウマチ内科担当医師も同じ大学病院に異動していることを、HPで確認していましたから。
体がかゆくなるのや、腰の鈍痛は和らいでいましたが、依然として時折仙髄部に激痛が走るので、整形外科の医師に診てもらいたいと、紹介状を書いていただきました。

8月整形外科・リウマチ内科受診
「仙髄腫瘍の疑いがあります。2月のMRIは腰部を広範囲に撮影していますが、その部分だけ詳しく検査してみましよう。次回は、腫瘍専門の先生に予約を取っていただきますからね。」
2月に撮影したMRIの画像には、2月と
5月のリウマチ内科の受診では全く異常は認められなかったと言われていました。その同じ画像に腫瘍疑いの異常が認められ、私もその画像を確認しました。
その場所は、私が痛みを訴えていたまさにピンポイントのところでした。
同日に受診したリウマチ内科でそのことを話し、画像を確認すると「これかぁ・・・」と・・・

8月MRI検査
2月に担当した放射線科の医師ではない方に診断してもらいたいと伝えると、2月に担当した医師は、神経を専門とする医師ではなかったので、見落としたと思われます。」と技師からの説明。さらに「2月には1500ステラで撮影したようで解像度が低いので、今回は3000ステラで撮影します。」と付け加えましたが、2月にも3000ステラの同じ機器で撮影したことを伝えました。

9月整形外科の腫瘍専門医を受診
「仙髄の嚢胞で、腫瘍ではありません。こんな人はいっぱいいますよ。」

電子カルテには仙髄嚢腫と記載されていましたので、修正しました。嚢腫は腫瘍なのに? なぜ? 平成27年11月1日 

嚢胞→嚢腫ということで、すくっと立ち上がると激痛が消えることも合点がいきました。
今のところ、時々起きる激痛のみで、他に症状はないので経過観察となり、毎日、腰を湯たんぽで温め続けています。



本当に簡単に書くと・・・

12月 リウマチ内科(ふたり目の担当医師)
①脊椎関節炎疑い(ステロイドの離脱症状から?)

2月  リウマチ内科(三人目の担当医師)
②異常なし(MRI画像で異常なし)

5月  リウマチ内科(四人目の担当医師)
③異常なし(MRI画像で異常なし)

8月  整形外科初診
④仙髄腫瘍疑い(②、③と同じMRI画像で)

9月  整形外科:腫瘍を専門とする医師
⑤仙髄嚢胞(新たに撮影したMRI画像で)→ 仙髄嚢腫



リウマチ内科も整形外科も、手術も含めて同じ大学病院で診てもらっていますので、診察内容などは電子カルテで確認することができます。
2月のMRI検査で放射線科の医師が「異常所見なし」としたことで、リウマチ内科の医師はそれを信じてしまったのでしょう。
ただ、ずーっと痛みを訴えていたその場所に所見があるのを見落とされるなんて、患者の主訴を無視しているとしか言えませんが・・・
本当に情けない。
1月のガリウムシンチでも、全く炎症像は認めらなかったと告げられていますが、これも本当なのでしょうか?感度の高い検査と言われてはいますが・・・
11月に骨切り手術をして、まだ、完治している段階ではなかったのですから・・・
その部分は1.2倍くらい腫れていたのですよ。

それから、仙髄嚢胞
→嚢腫ではCRPは上昇しないので手のこわばりなど、特発性多発性腱鞘炎の病因は不明のままです。 

 

それにしても、ラグビーの日本代表の試合振りには感動しました。
そして、薔薇(マザーズデイ)・・・5月と10月に花を咲かせてくれます。

IMG_5520マザーズデイ.JPG

 

 

 

 

 

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