えっ MFHなの?まさかね? [情報]
2009年9月16日(水)
病院から帰宅後、
すぐにインターネットで骨腫瘍の検索をしました。骨腫瘍・画像・・・として検索すると、
1番に検出されたのが北海道がんセンター整形外科の骨腫瘍画像ライブラリでした。
そこには懐かしい文字がありました。
MFH(Malignant Fibrous Histiocytoma) 悪性線維性組織球腫です。
20数年前に、ラットに発生したMFHの細胞の染色体を調べたことがありました。
異形成が強く、染色体数がかなり増加していて、しかもバラバラでした。
その名のとおり、かなり悪性度の高い腫瘍です。
(MFHか・・・)
そこを開けてみると、まさしく病院で見たものと同じような画像が掲載されていました。
(えっ MFHなの? まさかね?)
それから、はじめに戻り、ひとつひとつ画像を確認しましたが、1番似ていたのがMFHでした。
石灰沈着しているので、紙くずをぐちゃぐちゃと丸めたようなものが骨の中に確認されます。
(まさかね?)
経過からみても、良性の腫瘍に間違いないと思う。
(思いたい・・・? そうだと確信しています・・・)
MFHもそうですが、症状は無痛性で、腫瘍により正常の骨細胞が破壊されて、骨折した際に診断される人が少なくないとのこと。
今の私の状況は、動かなければ痛くはない、でも、ちょっと歩くと痛く、だるくなります。筋肉痛とかそんな感じの痛みです。病状の悪化に伴い、夜寝ていても痛みを感じるようになるらしい。
やはり、右を下にして横になると、体重のかかり方によっては痛くなるので、左を下にして眠るようにしています。
症状の違いは、患部には腫脹がみられると記載されていますが、私の場合は逆にへこんできていることです。
これも、おそらく縦に腫脹しているのでしょう。
2年前から身長が1cmほど伸びました。この年で身長が伸びるなんて・・・やはりおかしい・・・
1年半前に血液生化学的検査でALPを測定しましたが、その値が高いため、*が1個付いていました。
その時には、特に問題にはされませんでしたが、今となってはすでにその徴候が現れていたのだと思われます。
右の大腿部の筋肉がよくつるようになったのも数年前からです。こむら返りではなく、大腿部の膝に近い場所の外側のスジがつるのです。
へこんできたのは大腿部の股関節付近の外側です。
ちょうど骨幹に移行する逆三角すい?のところに鶉の卵よりもやや大きなものがすっぽりと収まっている感じでした。
よく見えませんでしたが、骨組織はかなり正常(大転子や小転子には異常はない)でした。
MRI検査で患部がはっきり確認できるはずです。
ただし、画像だけでは良性か悪性かの区別は付かないと考えられます。
バイオプシーとなれば大げさなことになるでしょう。刺激して悪性度を高めることになるのではという懸念もあります。
手術となれば、「広範切除」ということが原則です。
でも、ちょっとだけの延命のために、足にメスを入れたくはない。
(完治するなら、メスを入れる。そうでなければそのままにして痛みだけをとってもらおう。)
などなど、考えてもしかたのないことを、
もんもんとしている時に、猫とお菓子のブログで癒され、ほっとしました。
どうやら私は猫と甘いものさえあれば、たとえ入院することになっても乗り切ることができそうです。
夏休みに帰省した北海道で買いこんで来たチョコレートです。
娘からは「おかあさん、大人買いしてるね」って、
最後のひとつになりました。
ロイズのチョコレートやクッキーは本当においしいです。
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