骨シンチグラフィ 検査 [検査]
2009年11月20日(金)
骨シンチグラフィ 検査とは略して骨シンチ、
病院の検査説明書には、
「核医学検査のなかでもよく行なわれる検査であり、
X線検査が骨の形を見るのに適しているのに比べ、
この検査では骨の形には変化が見られない病変や
骨折などを写し出すことができるのが特徴です。
病変や骨折の部分に特に取り込まれる放射線医薬品を用いて写真をとり、
その部分だけが濃く写っていることで、病変の部分がわかります。」
とあります。
でも、そもそも核医学って何?
調べてみると、放射線同位元素を利用する医学とありました。
放射線同位元素なんて、恐ろしげな感じですが、
少しの量:身体には影響のない量を注射して検査するのです。
検査には飲食の制限はありません。
10:25
検査薬を静脈内注射
いよいよ放射線同位元素が私の身体に入ってしまった・・・
(体には特に何にも異常はありません。)
13:15
検査開始:検査薬注射からほぼ3時間
開始前にトイレに行き(膀胱が写るので)、排尿
金属が付いた衣類は脱いで、
ホッカイロはそのままで大丈夫でした。
検査は検査機器のベットに横になりじっとしているだけです。
「はい、そのままじっとしていて下さい。」 と言われて、
もうちょっと、肢をそろえておけばよかったって思ったのも後のまつり、
技師さんに「大丈夫ですか?」と声をかけられ、
目を開けると、顔のすぐ上に機器が・・・
おっと~と思う瞬間あり。
最初に全身、それが15分位・・・次に患肢の右肢、
正面から、6分間・・・
横から、「こういうふうにして下さい。」 と見ると、
腕で肢の組み方を示していました。
シェーの格好です(死語かもしれない)。
シェーの格好をしたまま肢を固定され、6分間・・・
次に首を右に曲げて、脊椎を横から撮影、6分間・・・
検査終了
じっとして動かないで・・・リラックスして・・・と思っても
体が固まったまま(緊張して)じっとしているので、
非常に疲れました。
◆ トイレに行くときには黒いスリッパに履き変えるという注意書き
放射線を使用する検査室は地下にある病院が多いのでしょうか?
地下室のくらやみで検査されるという雰囲気がありますが、
明るい大きな部屋でした。
入口はさすがに頑丈でずっしりと重たい扉で、
さらに重たいコンクリートのようなもので、固定されていました。
骨シンチグラフィでわかるいこと
1 病変部位がどこかわからないとき、全身を検査して探すことができます。
2 癌が骨に転移していないかどうかを調べることができます。
3 骨の炎症や骨折などの病変の程度を調べることができます。
4 骨疾患の治療で用いられる薬の効果の程度を調べることができます。
5 半年~1年ごとの検査で病気の進行具合を調べることができます。
私の場合、
右大腿骨(内軟骨腫)のところにうすく反応がありましたが、
特に他には異常はありませんでした。
患部の骨に肥厚がみられますが、炎症は起こしていないようです。
全身を検査してもらって、内軟骨腫以外には、特に異常は認められず、
本当に安心しました。
ありがとう!
VINNY7さん!
nice! ありがとうございます。
by psvt.abl (2009-11-29 17:27)
psvt.ablさん
一安心でこれで楽しい年末年始が過ごせますよ~。
それにしてもシェーって(笑)
ごめんなさい思わず笑ってしまいました。
ワタシも年明けに1年ぶりの骨シンチをやります。
そういえばあれってけっこうじっとしてないといけないんですよね?
そしてワタシの病院もまさに同じ黄色いスリッパでした。
何か統一基準で決まってるのかしら??
場所も地下で他とは離れた場所にありますねえ。
by kumami (2009-12-01 00:52)
シェーのポーズのまま、、
巨大マジックテープで固定されるのです。
すごいかっこですよね。
黄色のスリッパに赤いマーク、
まさに放射性同位元素取扱い施設っていう感じですね。
by psvt.abl (2009-12-01 20:11)