きっと、戻ってきてくれる。 [こころね]
国の仕事、
そう、あの八ツ場ダムで有名になった前原大臣引きいる国土交通省の仕事として進められています。
どのような風景になるのでしょうか?
川には、藻が生えていて、
藻の周囲に住み付いている小魚や、昆虫がいて、
それを食べる鮎や虹鱒などが生息し、
また、それを食べる鳥の種類も数も多くみられました。
釣りをする人々も多く、
虹鱒の放流の日には本当にたくさんの釣り人であふれていました。
いっぱい釣ってきた魚は、1度には食べ切れないので、
近所におすそ分けしたり、干物や燻製にして、食べていた時期がありました。
燻煙も、また、多摩川で、のんびりと釣りをしながらするのです。
この多摩川には生き生きとした生態系が息づいていたのです。
確かに、数年前の雨台風の際に、崖の上の大きな木が1本、
スローモーションでも見ているかのように、ミシミシミシっと音をたてて、
ドドドドーン、ザバーンと地響きと水音をたてて川へ落ちたのを目の当たりにした時には、
このマンションも崩れてしまうのでは?と言う恐怖がありました。
不思議な事に、倒れる少し前の、台風特有の断続的な雨の切れ間に、
コジュケイの親子が一列に並んで避難しているのを見て、自然の持つ力強さ、たくましさを感じさせられました。
それから流れがマンション側に変り、だんだん川岸が浸食されてきていました。
川の流れる音が騒音に近くなり、窓を開けている時には、テレビの音量を上げなければ聞こえないくらいになりました。
今、ベランダからは無数のテトラポットが見えます。
雨の日の工事、(11/29/2009 撮影)
シラサギたちが工事を見守っていました。
工事は休みの日、(12/06/2009 撮影)
良い天気です。
新たに作られた川の流れが見えてきました。(12/12/2009 撮影)
橋からの眺め、(12/13/2009 撮影)
崖の崩れた跡が確認できます。
流れがまた、川の中央付近に戻ったら、
住んでいた生き物たちが、新たな生息場所にやってきてくれるでしょうか?
きっと、戻ってきてくれる!
生き物たちは、そんなにヤワではない。
与えられた環境に順応していくのだ。
たくましく生き延びたコジュケイのように・・・
2009年12月19日(土)
朝のうち、晴天。
空気がピリッと冷たく、心地よい。
写真3枚目と4枚目の写真に烏の巣の跡が写っています。
烏がくるようになってから、アオゲラの「アオちゃん」の姿が見えなくなったのでした。
でも、いろいろな種類のかわいい鳥たちはたくさんやってきますよ。
多摩川は徐々にスーパー堤防なる工事を進めてますよね。
これもそうなのかな??がけ崩れってのも怖いですよね(^^;)
by kumami (2009-12-20 00:26)
春分さん!
ごめんなさい!
コメントが2つ入っていると思い、消去してしまいました。
申し訳ございませんでした。
by psvt.abl (2009-12-20 09:39)
少し直して載せてみたんですが、失敗してしまいましたね。
えーと、要するに先日ウォーキングイベントで多摩川下流を8kmほど歩いたのですが、
都会の整備された川は鳥の数は多くても種類が少ないと感じました。
護岸整備は必要でしょうけども、できれば自然環境を考慮した整備が望まれます。
でも「不要不急」と言われそうだなと。でも優先順位もありますしね、と。
そんなことを書いたような気が。
by 春分 (2009-12-20 10:24)
本当に申し訳ございませんでした。
また、書いていただいて、ありがとうございます。
春分さんのおっしゃるとおり、「自然環境を考慮した整備が望まれます。」
この整備で、23年前に引っ越してきたときと、
ほぼ同じような流れにはなるようです。
最終的に、どのようなかたちになるのかはわかりませんが、
今は緑色の橋の下に川の水が結構たまっていて、魚がライズするのが
こちらからでも確認できます。
by psvt.abl (2009-12-20 11:06)
kumami さん!
崖がくずれたときは、子供たちをつれて避難しようと思いました。
(主人が出張でいなかったときでした)。
自治会長さんに怖いなら家においでって言われましたが、
8階なのでやめました。もっと怖いですよね~。
by psvt.abl (2009-12-20 11:14)