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「子宮がぽっちゃりしている」って??? [こころね]

子宮がん検診の際に、医師から「子宮腺筋症の疑いがある」 と告げられました。
医師は最初、「子宮がぽっちゃりしている」 などとあいまいな表現をしていたので、
それは何かと訊ねたところ、「子宮腺筋症」 ではないかと・・・

調べてみると、子宮腺筋症とは子宮内膜症のひとつで、子宮内膜の細胞が子宮の筋層の間で増殖しているものであること。それにより、子宮が腫大し、生理時には出血量が増加するし、痛みも強くなるということが記載されていました。

今まで、子宮筋腫があると言われており、そのため過多月経で辛いのだと思いこんでいました。
どうも、生理が重いのは子宮筋腫だけのせいではなかったようです。
10年ほど前から鉄剤を服用していますが、この頃はヘモグロビンの値は11.5g/dLと正常値ぎりぎりの値で推移していました。
鉄剤の服用で改善されるなら問題はない。ということでずっと過ごしてきています。
数年前には卵巣が腫大していると、腫瘍マーカーの検査も受けました。
その時点では、腫瘍マーカーに特に異常値はみられませんでしたので、これも経過観察です。

がん検診は1年に1度、6年くらい前から受けていましたが、2年前に体がん、頚がんともにクラスⅡになったので、半年に1度の検査となりました。一度はクラスⅠに戻ったものの、半年前の検査で体がんがクラスⅡとなったため、今回の検査に至っています。

腫瘍でボロボロの体のようです。

そう、このブログは骨腫瘍のブログでした。サブタイトルを改めないといけないでしょうか???
でも、ひらめいたことがあります!!!
子宮腺筋症は子宮内膜症の一種、
子宮内膜症であれば、子宮内膜の細胞はあらゆる臓器で増殖します。

直腸で増殖すると生理のたびに下血を起こし、稀に、肺で増殖すれば吐血もする。脳でも増殖するようなことが記載されていました(脳で増殖したらどうなるのでしょう?)。

そして、もしかして、もしかして、もしかして・・・
私の骨腫瘍は、なんらかの拍子に、子宮内膜細胞が右の大腿骨内に入り込み、分化して軟骨細胞になり、増殖したものだとしたら???
生理のたびに、肢まで痛くなっていたのはそれも一因ではないかと・・・
あくまでも、想像の話ですが???

昔、ES細胞(胚性幹細胞)を培養していた時期がありました。
さまざまな組織に分化するので再生医療に期待されている細胞です。
現在では、体細胞から樹立されたiPS細胞(人工多能性細胞)が注目されています。

そして、子宮内膜の細胞も、
そうです。経血中の内膜細胞もあらゆる細胞に分化する可能性を秘めており、
その利用性が検討されています。

生理のたびに、1リットルとまではいかないまでも、かなりの量の経血が無駄に排泄されていますが、
その中から内膜の細胞を取っておけたら、がんの治療の際には有効なのではないか?

自分の細胞なので、拒絶反応を考える必要もない。
本当に利用できないかなぁ?
女性だけの特権だし・・・、毎回の生理に耐えているご褒美としても・・・、
本当になんとかならないかなぁ?

もったいないなぁ? 
などと、ぼーっと考えてしまうこの頃です。

とある和菓子屋さんの店先の萩、秋ですね。ハギ091810.JPG

ハギa091810.JPG

お店の前には紅白のミズヒキソウも植えられています。ミズヒキソウb091810.JPG

ミズヒキソウa091810.JPG

ミズヒキソウ白091810.JPG
小さな花が、たくさん並んで、本当にミズヒキのようです。

がん検診の結果は来週聞きに行く予定です。

がん化していたら、内膜細胞は利用できないな。

それから、
アウン091810.JPG
娘が沖縄旅行のお土産で買ってきてくれたシーサーです。

「あ~」と口を大きく開けているほうが「幸せが入ってきますように」 、
「うん」と口を閉ざしているほうは「幸せが逃げないように」 との願いが込められているそうです。


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コメント 6

ごめちゃん

こんにちは

本当に、生理で辛いおもいしてるんだから自分が病気になったときに使えたらいいのにね!

最近は止まってますが…


by ごめちゃん (2010-09-25 17:15) 

psvt.abl

ごめちゃんさん
こんばんは^^
自己血輸血とか、臍帯血の利用とかあるのだから、なにか役にたてたいと思いますよ~
by psvt.abl (2010-09-25 19:39) 

びんぼっちゃん

はじめまして

あちこちのリンクを辿ってやってまいりました。
私はずっと内膜症を患っていて、治療のために低容量ピルを飲んでいました。
(今は乳癌患者なのでピルはやめてます。ピルがガンを育てたと思ってます)

これ、すばらしいアイディアですね!
すごくわくわくします。ぜひぜひ、展開させてください。

また寄らせていただきます。
by びんぼっちゃん (2010-09-29 09:58) 

psvt.abl

びんぼっちゃん さん
ご訪問ありがとうございます。
確かに、薬には多かれ少なかれ副作用がありますよね。
あぁ、本当に実現すれば画期的なことなんですけどね。
皆に使えればもっといい。
どうぞ、いらしてください。お待ちしています。

by psvt.abl (2010-09-29 19:29) 

春分

コメントしにくいテーマではありますし、コメントしようもないですが。
ES細胞は、サンデル教授の「正義~」を読んでいて出てきました。
宗教や道徳、正義の話の中で具体的な難しい論点としての中絶の問題で出てきました。
iPS細胞については数日前のTVで出てきましたね。男同士のカップルが双方の血を引く
子供を作れるということで、期待しているという内容でした。さてどう生きたものだか。
by 春分 (2010-10-01 22:13) 

psvt.abl

ES細胞は倫理的にむずかしいことが多いですね。
iPS細胞で、男同士の子供ですか?ちょっとそれもどうかなって思いますね。
再生医療で使用されるのならば大いに利用価値がありますが・・・
こういう細胞は利用する目的をきっちり決めておかないといけないと思います。
生命倫理に反する研究はすべきではない。
by psvt.abl (2010-10-02 08:36) 

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