収穫感謝の神事:抜穂祭 [こころね]
瀬戸内海の島、大三島の大山祇神社で抜穂祭を見てきました。
早乙女が頭に着けた熨斗がとってもかわいいです!
抜穂祭は収穫感謝の神事です。
まだ、鎌がない時代に1本1本穂を抜き取った名残として抜穂祭(ぬいぼさい)というのだそうです。
最初に、神職の方が先頭となり、お参りに向かいました。
一人角力の力士さん(一力山:いちりきざん)も続いています。
目の前に行列がやってきてびっくりしましたが・・・
そろってお参りし、身を清めているようでした。
稲を収穫するときは、田男が早乙女につきそい、稲刈りの仕方を教えていました。
早乙女を見守る田男の表情は本当に優しい。
刈り取った稲を神様に献饌します。
最後に皆そろって御桟敷殿にご挨拶。
今年は豊作でしょうか?
一人角力は稲の精霊と一力山が相撲をとります。
三番勝負で一力山の一勝二敗、今年は稲の精霊の勝ちでした。
たわわに実った神田の稲
お米はひとつぶ残さず、大切に味わっていただこう。
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