良性だったら、どうってことない?よね? [薬]
2009年11月14日(土)
朝から雨、
あと1週間で、
癌研有明での検査と受診。
あれから、普通に仕事をして、
本当に普通に暮らしてきた・・・
こんな天気だと落ち込むなあ・・・暗いし・・・
ただ、前から子宮筋腫って診断されていて、
子宮筋腫だって良性腫瘍だし、1個や2個じゃなくいっぱいあるようで、
生理がきついし、貧血もひどいし、
ちょっと不整脈も感じるけど・・・
だけど鉄剤さえあれば、なんとか普通に暮らしていけるんだから・・・
骨の中に腫瘍があったって、良性だったら、どうってことない?よね?
服用している鉄剤
この鉄剤では胃が痛くなったり、
腸の調子が悪くなったりっていう、
消化管の障害がわりと軽くて・・・
私の身体にあっているのかも・・・
最初は胃腸科の先生に処方していただきました。
処方されたのはセレコックス錠 100 mg × 2 [薬]
特発性多発性腱鞘炎であるということがわかってから、
やはり、原因はわからなかったということで、病気の話題はさけていましたが、
今日は処方された鎮痛剤について記載しようと思います。
処方されたのはセレコックス錠 100 mg :
有効成分のセレコキシブが1錠に100 mg 含まれています。
シクロオキシゲナーゼー2(COX-2)選択的阻害剤、非ステロイド系消炎・鎮痛剤です。
シクロオキシゲナーゼ(COX)は痛みのもととなるプロスタグランディンの産生に関わっている酵素です。
COX阻害剤は、その酵素を阻害することにより、プロスタグランディンの産生を抑制する薬です。
COXには消化管の粘膜保護に関与するCOX-1と炎症や疼痛に関与するCOX-2があります。
従来のCOX阻害剤だと、両者を阻害するので、服用することにより胃腸障害などの副作用がみられることがありました。
そのため、COX-2のみを阻害する薬を開発すれば、胃腸障害などの副作用の軽減につながるということで、COX-2 選択的阻害剤が開発されたのです。そのひとつがセレコキシブです。
セレコキシブは日本ではじめて承認されたCOX-2選択的阻害剤なのです。
使用説明書には抗炎症及び鎮痛作用はCOX阻害剤のロキソプロフェン(ロキソニン)やインドメタシンと同程度と書いてありましたが、先生はロキソニンよりも弱いので、夜寝る前に2錠、200 mg 服用という処方をしてくださいました。
ちなみに、私の場合は、ロキソニンは1錠 60 mg の服用で効果があります。
薬剤アレルギーがあるので、はじめて処方された薬には用心します。
処方された当日、寝る前の30分くらいに、パンを少し食べてから、100 mg を服用しました。
最初は1錠でためしてみようと思ったのです。
そして、いつも通り横になったとたんに眠りにつきました。
・・・ 痛いっと気が付いたのはそれから1時間ほど後でした。
寝ぼけながら、ちょうど今が血中濃度が1番高くなる時間帯じゃない?
それなのに、手指が腫れていてまげることができず、余計痛くなってしまいました。
むくみが出ていたのです。
むくむとなおさら痛む・・・と思いながらいつのまにか朝になっていました。
朝には起き上がる前に必ず携帯型心電計で心電図を記録しています。
その日には、期外収縮が記録されました。2回測定しましたが2回ともに記録されたのです。
3日間続けて、夜就寝前に1錠服用しましたが、その期間中、朝の心電図に期外収縮と思われる波形の異常が記録されました。
この頃は異常な波形が記録されることはまれだったのですが、服用中は続けて記録されたのです。
う~ん。プロスタグランディンも多くのタイプがあるから、その全ての産生を阻害するとやっぱりどこかに無理があるのではないでしょうか?
どうも、私にはセレコックスは合わないのかなぁ~
鎮痛どころか、むくんでしまって余計痛くなったり・・・
これは服用量が少ないからだけではないようです。
結局、痛いので眠りが浅く、直接的ではなかったとは思いますが、胃が痛くなり、その後、胃薬のムコスタを服用することになりました。
私の場合、セレコックス服用で、むくみ、心電図波形の異常(期外収縮)、胃の障害が発現しました。
決して、その日の体調のせいではないと思いますが、もう1度、本当に痛い時に服用してみようと思ってはいます。
でも、頓服での服用は、ついついロキソニンを選んでしまうのですよね。
季節の花も少し載せます。
ナデシコ
このピンク色はなでしこジャパンのユニホームのアクセントカラーでもあります。
なんとなく、秋っぽい花々です。
おそるべし、吸入ステロイド:フルタイドエアー [薬]
数年前に喘息のため処方された吸入ステロイド喘息治療薬:フルタイドエアー
すでに、使用期限はきれていましたが・・・
ついつい、使用してしまいました。
と言っても、特発性多発性腱鞘炎の痛みを抑えるために試してみたのではありませんよ。
5月からメダカを飼っていて、卵は孵化しますが、なかなか大きく育たないということを今まで記載しました。
どうも、子メダカに餌をあげ過ぎるため、水にカビが生えたり、そのため水を交換すると、死んでしまうことがわかっていました。
「どうしたらいいのかなぁ?」 っと会社の同僚に相談したところ、「こらへんにちょっと行けば貝がいっぱいいるからそれを捕まえて、水槽に1匹いれておくと、水をきれいにしてくれるので、水を交換しなくてよくなるよ。」 と一気に教えてくれました。
ちょっと行けばといっても、川に行けばよいのか?公園の噴水は節電のため、水が抜かれています。
台風のあとにでも川に行ってみよう!
でも、川でも、みつけることはできませんでした。
そして、川に入りこんでいる水の元をさぐりつつ川原をさがしました。
やっとちょろちょろ水がでているところをみつけると、そこにはたくさんの貝がいました。
タニシなのかカワニナなのか、それとも別なものなのか? 何かはわかりません。
そして、捕まえてきた何かの貝を汲置きの水で洗って、はじめにベランダの発砲スチロールの子メダカの容器にいれてみました。
1日後、子メダカには異常はなかったので、親の水槽には小さいのを1匹いれました。
かなり話がそれましたが・・・
話を元に戻すと、貝をさがして川原に長時間いたことによりアレルギー性鼻炎を起こしたのか、帰宅後、鼻水が止まらなくなったのです。
以前からブタクサとカモガヤのアレルギーであることはわかっていました。
そこで、どうしようかと、一か八かで使用したのがフルタイドエアーです。それも鼻から1回吸入してみたのです。
そうすると、間もなく鼻水は治まりました。
おそるべし、吸入ステロイド薬!
その後、朝、夜、各1回、3日間吸入しました。
そして、気が付いたのが、1日後からなんだか手のこわばりがいつもより和らいでいるような・・・
気のせいかもしれませんが、3日後には結構楽になっていました。
使用期限が切れているものを、何日も使用することはできず、また、吸入では鼻粘膜のみの作用で、あまり、血中には吸収されないことから、全身的な副作用も少ないと言われているはず・・・、だから、全身的な作用はほとんどない、ましてや手のこわばりに作用したとは思えないのですが・・・
気持ちの問題でしょうか?
その後、また、元に戻りました。
ちなみに、捕まえてきた貝とメダカとタヌキモ
貝はガラス面にくっついています。
そして、それを拡大すると・・・
まるで、怪獣のようですよ。
触角のようなものがシマシマなのです。
そして、苦労して捕まえてきた後で、そういうお掃除屋の貝はペットショップでも販売していることを知りました・・・
リウマトレックスとフォリアミン:桜満開の日に処方 [薬]
桜がきれいでした。
病院の桜は今が満開!
2ヶ月ぶりのリウマチ内科の受診でした。
骨腫瘍に関しては1年に1回の受診なので、少し・・・いや、かなり?タイトルとは違う話になっています。
リウマチ内科に通いだしたのは、もう、おととしのことになりますが、おととしの11月から手のこわばり、12月から痛みがでて、昨年の1月に総合内科を受診したところ、リウマチ膠原病科を紹介されたときからです。
最初は循環器内科などでかかっている総合病院内でのことでした。
そこで、抗核抗体など、膠原病、自己免疫疾患に関する検査をしましたが、あてはまる病気がなく、本当に真っ正直な先生でしたので、「骨腫瘍を患っている患者さんは非常にまれなので、診断がつきません。リウマチ膠原病科で扱う疾患ではない。炎症性疾患ではないと思います。線維筋痛症などの精神的なものではないでしょうか。」 などという診断をくだされました。
この診断には納得できませんでしたので、お願いして、紹介状を書いていただき、都内の大学病院を受診することにしたのでした。
紹介先の病院は自分で情報を集めて、自分で決めました。
今考えると紹介状を書いてもらおうと思った一番のきっかけは、「指が腫れて痛い。」 と言う私に、「指は腫れているようには思えない。」 と言う先生、痛みをわかっていただけないことが酷く悲しかった。
骨腫瘍があるので、たとえ診断されたとしても、ステロイドの使用は難しいことが予想され、治療云々というよりも、この状態をわかってもらえる先生を探したかったからなのです。
それと、「わからない。」 と言われたら、やっぱり、他の病院に行くしかなかったと・・・
その後、昨年7月から大学病院のリウマチ内科の先生に診ていただいています。
先生は、初診時に「指が腫れているのではないですか?」と言われ、検査で、指の関節に腱鞘炎があることを確認、「特発性腱鞘炎」と診断されました。
依然として、原因は不明でしたが・・・
治療はやはり、ステロイドは骨腫瘍のことを考えると難しいと・・・
私もこれまでは、朝のこわばり、腱鞘炎の痛みはがまんできないものではなかったので検査のみの経過観察をほぼ2ヶ月に1回、受けていました。
ところが、手だけでなく足にも痛みが走るようになり、さらに、3月に心電図に突然異常波形が記録されたため、動脈カテーテル検査を受けた後、肩関節、ひじまで痛くなるようになっていました。
今回の診察で、先生からは腱鞘炎の他に右指の関節に腫れがあることを指摘されました。
腱鞘炎のため痛いのだと思っていましたが、右と左を比べると、利き腕であるということを考えてみても明らかに関節が腫れていることがわかりました。
そこで、満を持して、先生が処方してくださった薬は抗リウマチ薬の「リウマトレックス」です。関節リウマチの薬なので腱鞘炎に効くかどうかはわかりませんが、ということを付け加えた上での処方でした。
・・・先生は関節が腫れるのを待っていたのかもしれません。
動脈カテーテル検査のストレスで、以外なところに変化が・・・(循環器内科の先生にも私の痛みは理解できないようでしたが・・・)
先生は最初に「メトトレキセート」と言われましたので、すぐに抗がん剤だということが頭に浮かびました。そして、この抗がん剤は服用量によっては関節リウマチの薬にもなることも知っていましたが・・・
「ステロイド」よりも副作用が軽いということ?
「ステロイド」は動脈硬化を起こす副作用があるから心臓にはよくないのでと、「メトトレキセート」を処方してくださったのです。
ただし、この薬も副作用が起きることがあるので、その防止のために「フォリアミン」というビタミン剤を併用することになりました。
「リウマトレックス」は週1回、曜日を決めて服用します。
朝食後2mgを2錠、そして、その日の夕食後に2mgを1錠、1週間に1日だけ6mgを服用します。
そして、「フォリアミン」は「リウマトレックス」を服用した日の翌々日の朝食後に1錠服用するのです。「フォリアミン」は「リウマトレックス」により阻害された葉酸の合成を補うための薬で、「リウマトレックス」の効果がなくなる時間にできるだけ葉酸の欠乏している時間が短くなるように、時間をずらして服用するのです。
「リウマトレックス」は続けては服用せずに、必ず休薬期間をおかなければなりません。1週間のうち6日間が休薬期間です。
本当に今までに服用した中でも強い薬で、続けて服用できるかがちょっと心配・・・
「リウマトレックス」です。
今年初めての満開の桜をこの病院でみることになるとは思ってもみなかったけれど・・・
撮影していたら、他の患者さんも一緒に撮影していました。
桜のピンク色には本当に癒されます。
帰宅時にもしばらく立ち止まって見とれていました。